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グルメ

2015.10.01

中国茶はダイエットにいい?正しい中国茶の飲み方

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中華料理には油っこいものが多いですが、意外にも中国では肥満の人が少ない印象を受けるのが不思議です。それはなぜなのでしょうか?
テーブルにたくさん並んだ料理を次々とたいらげながら、その傍らには、常に中国茶があります。もしかしたら、秘密は食事中に大量に飲む中国茶にあるのかもしれません。
中国茶を飲むことにはどんなメリットがあるのか、その秘密に迫ります。

脂肪を体内にためこまない

プーアール茶やウーロン茶のような発酵系のお茶には、豊富なポリフェノールが含まれます。ポリフェノールは、脂肪が体内に蓄積されるのを防いだり、食事から摂った炭水化物が糖になるのを抑えたりする働きをします。
体内に糖が不足すると、体内に蓄積された脂肪がエネルギー源として使われます。脂肪の燃焼が促されれば、新陳代謝も活性化するので、中国茶を飲むことは肥満防止につながるといえるのかもしれません。
プーアール茶は、ウーロン茶よりも長期発酵させた中国茶です。中性脂肪が体内で増えるのを抑えるので、ダイエットだけでなく高血圧や糖尿病にも有効なのだとか。ウーロン茶に含まれるポリフェノールは、発酵によってその働きが強化されています。たっぷり飲むことで、分解された脂肪が効率よく体外に排出されるので、ダイエット向きなお茶といえるのかもしれません。

水分を排出してむくみ予防

むくみが気になるからと、水分をあまり摂らない人がいますが、実は逆効果だということをご存じですか? 水分が不足すると、不要なものを体外に排出する力が弱まり、かえって毒素をためこんでしまい、結果としてダイエットにも悪影響を与えることに……。やせたいときこそ、水分を多く摂ることで老廃物の排出を促し、食べすぎを防止するのが賢い方法です。
中国茶には、利尿作用を促進させる成分が含まれています。特に、緑茶系の中国茶にはカフェインが豊富に含まれるので、水分の排出に効果があるといわれています。身体がむくんでしまうのを防いでくれるので、すっきりとした印象を与えられるようになるでしょう。

中国茶の正しい飲み方

せっかく中国茶を飲むなら、その効能を十分に実感したいですよね。そのためには、いくつかのポイントがあります。誰にでもできる簡単なことなので、ぜひ実践してみてください。

1.温かいまま飲む

温かいお茶を飲むことを心がけましょう。冷たいお茶は胃腸を冷やし、内臓に余計な負担をかけるため、消化器官やそのほかの臓器が働く妨げになります。内臓が正しく機能してこそ、老廃物を排出する機能も高まります。

2.1日1.5リットル以上飲む

水分が不足すると、水分の排出が促されません。1日に1.5リットル以上を目安に飲むようにしましょう。

3.食事中に飲む

中国茶は、食べた脂肪が身体に蓄積されるのを防いだり、脂肪の燃焼を促したりする働きがあるものです。そのため、食事中に飲んだほうがその効果を実感しやすくなります。

4.5分以上抽出する

成分の薄いお茶を飲んでも、十分な量のカフェインやポリフェノールを摂取できません。茶葉を軽くすすいでからお湯を入れ、少なくとも5分は抽出させたものを飲みましょう。

5.良質な茶葉を買う

茶葉はできるだけ良質なものを買うようにしましょう。香り高くおいしいお茶は無理なく飲めるので、長続きしやすいでしょう。

たっぷり飲んでおいしく食べよう!

中国茶は、油っこい中国料理と好相性。飲茶だけでなく、普段の中国料理も中国茶と一緒にぜひどうぞ。口の中をさっぱりさせてくれるだけでなく、脂質の吸収を抑えて体外に排出し、身体に脂肪が付くのを防いでくれます。食事中には中国茶をたっぷり飲んで、健康的な身体をキープしましょう。

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