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横浜中華街をもっと知ろう〜中国に関する豆知識〜

グルメ

日本のラーメンと中国のラーメンは違う食べ物だった

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ラーメンは和食なの? 中華料理なの? 日本を代表する食文化、ラーメン。和食はユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、ラーメンといえば和食という印象を持っている人も多いかもしれません。
しかし、中国4000年の歴史のなかで、「拉麺」は中華料理として代表的な存在。横浜中華街を歩いていても、豊富な麺料理の数に驚きます。それでは、日本と中国のラーメンの違いについてご紹介します。

日本のラーメンと中国の拉麺の違いについて

そもそも、日本のラーメンと中国の拉麺はなにが違うのでしょうか? まず、日本では「ラーメン」が一般的ですが、中国では漢字で「拉麺」「刀削面」「面片」など、豊富な麺の種類がメニューに並んでいます。横浜中華街の拉麺と、街角にある日本スタイルのラーメンを食べ比べしてみましょう。

スープ

日本のラーメンのおいしさへのこだわり方は、(1)スープ(2)麺(3)具材といわれています。一方中国の場合は、(1)具材(2)麺(3)スープの順番だそうです。
例えば、私たちが日常的にラーメンを食べるとき、「とんこつ」「鶏ガラ」「魚介」「しょうゆ」「みそ」など、スープの味わいによって店を選ぶことが多いのではないでしょうか。
しかし中国では、「五香牛肉炒面(ウーシャン・ニウロウ)=牛肉炒めそば」「什景湯面(スーチン・タンメン)=五目汁そば」など、具材がメニューの名前になっている場合が多いのです。まずは、ここに大きな違いがあります。

日本は、太麺・細麺など、麺種には一定のスタンダードな形状があり、ラーメンも麺のコシを大切にしています。一方中国は、手延べ麺が中心で麺を延ばすときに油を使うため、麺のコシは少ないのが特徴です。
本格的な中国の拉麺を食べたとき、あまりの麺のコシのなさに「これでいいの?」と思ってしまう日本人は多いようです。この食感の違いは「かんすい」の量。中国の麺は、日本の麺に比べて「かんすい」をあまり使っていません。中国の麺文化の伝統をしっかり理解し、実際に食べたときのギャップに驚くことなく味わえば、中国ならではの麺料理の世界を楽しめます。

本場・中国の麺を食べるなら横浜中華街!

中国の拉麺は、地域によって、材料や麺の太さ・硬さ、具材、スープなど、まちまちでバラエティ豊かです。台湾風、四川風、広東風など、横浜中華街でも食べられる、中国の拉麺の種類と特徴について一部ご紹介します。

麺の種類

日本のラーメンの語源になっている、中国の拉面(la mian:ラーメン)。日本にラーメンが登場したのは、明治中期、横浜が発祥といわれています。「拉」とは、中国語で「引き伸ばす」「引っ張る」という意味があり、「拉面」は引っ張って伸ばした麺のことです。
また、刀削面(dao xiaomian)は、中国山西省名物の麺で、小麦粉をこねたあと、麺をゆでる直前に専用の包丁で荒削りしながら、麺を湯の中に落としてゆでる麺料理です。日本のきしめんのような、平たい麺です。

台湾風

日本の名古屋地方の名物でもある「台湾ラーメン」は、本場台湾には存在しません。最近では、日本から逆輸入されて、台湾のお店にも「台湾ラーメン」のメニューが並んでいることもあるようです。
本場台湾の料理は、福建料理をベースとして発展した郷土料理で、食材には米粉(ビーフン)が使われているメニューが多いようです。台湾では、担仔麺(ターアーミー)、意麺(イーミェン)などが有名です。

四川風

日本でも大人気の「担担麺」の故郷は、中国・四川省です。本場四川では、ねりゴマとトウガラシ油を効かせたいろいろな調味料を入れた牛肉を麺の上に乗せ、これをかき混ぜて食べます。基本的には、汁なしで食べます。
担担麺の由来は、昔、四川省で商売道具一式を担いで歩く麺屋さんがいて、その移動式屋台で出していたのがこの麺で、「担いで売る麺」という意味が「担担麺」と呼ばれるようになったのだそうです。

広東風

あんかけ堅揚げ麺は、広東料理が原点といわれています。カリッと揚げた麺に、とろ〜りとしたしょうゆ味のあんをかけて食べる絶品麺です。
こんなにたくさんの麺メニューがあるなんで驚きですね。今回ご紹介した本格的な中国の麺料理は、横浜中華街でも食べ歩きができます。ぜひ、食べ比べをしてみましょう!

参 考

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