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観光

2016.07.12

海と港を感じる、横浜スパークリングトワイライト

1607-07

開催から5年目を迎え、7月の定番イベントにまで成長した「横浜スパークリングトワイライト」は、神奈川新聞花火大会と並んで横浜港の夏を彩る花火をメインとしたイベントです。
今年の横浜スパークリングトワイライトは、どんな盛り上がりを見せたのでしょうか。レポートします。

海と港に親しむためのイベント

7月16日と17日の両日、山下公園およびその周辺をメイン会場に、横浜スパークリングトワイライトが開催されました。横浜港から栄えた街である横浜では、年間を通して、横浜港周辺をメイン会場に開催されるイベントが数多くあります。
しかし夏の風物詩、花火を楽しめるイベントは限られています。横浜港でいえば、今年で31回目を迎える神奈川新聞花火大会と横浜スパークリングトワイライトのみです。
ハマっ子のみならず、首都圏から約20万人が訪れるという神奈川新聞花火大会は、尺玉の連続打ち上げや、音楽に合わせて芸術的に打ち上げられる花火が魅力。打ち上げ場所は臨港パーク前の海上なので、赤レンガパーク周辺から眺めると迫力があります。一方の横浜スパークリングトワイライトは、山下公園前の海上から打ち上げられるので、山下公園や大さん橋などがベストポジションです。
しかし、横浜スパークリングトワイライトは花火だけで終わるイベントではありません。花火以外にも海と港に親しみを感じられるイベントが盛りだくさんなのです。

陸上と海上の両方で楽しむ

海と港に親しむことを目的としているので、陸上と海上という2つの場所をステージにイベントが進行していきます。
まず陸上では、山下公園内の「石のステージ」を使って、横浜税関音楽隊らによる演奏会や、横浜F・マリノス公式チアリーディングチームのパフォーマンスなどが披露されました。日本と世界との友好をキーワードにしていることもあり、タイやフィリピン、インドなどの舞踊もステージを飾ります。また、17日にだけ行われた「スパークリングパレード」も民族衣装をまとった方々が参加したりと、国際色豊かなパレードに。横浜中華街ではおなじみの千里眼将軍と順風耳将軍も、2メートル以上という巨体を揺らしながら練り歩きました。
そして海上では、横浜市消防局や横浜海上保安部による「海難レスキューデモ」を実施。真っ白な水しぶきを上げた放水作業は大迫満点。日々訓練に励むみなさんの実力を見せつけられました。
「海難レスキューデモ」の次はカヤックや小型船が列になって海上を進む「シップパレード」へ。さまざまな船が仲良くパレードする姿を見られるのは、横浜が港町だからこそですね。

横浜港を彩る船と花火

横浜港が夕暮れに包まれはじめたころ、イルミネーションをまとった船がゆっくりと集まってきました。「トワイライトジュエリーポート」の始まりです。
キラキラと光る船がゆらゆらと波間を埋める様子は何ともロマンチック。ライトアップされたマリンタワーや氷川丸、そして大さん橋の輝きとも絶妙にマッチしています。昼間は日差しが強くて暑かった横浜港が一気にクールダウン。潮風が心地よく、ほっとするような涼を味わえました。
美しいイルミネーションシップのショーが終わった横浜港は、メインイベント「スパークリング花火」へ。3000発の花火が次々に打ち上げられ、そのたびに大きな歓声が上がっていました。

間近だからこその大迫力

打ち上げられた花火が横浜港に映る様子はやはり美しく、何度見ても飽きません。神奈川新聞花火大会も素晴らしい花火大会ですが、横浜スパークリングトワイライトは、山下公園と大さん橋に挟まれた海上で打ち上げられるので、花火がとても間近に感じられ迫力がありました。一部有料席もありましたが、フリーエリアでも十分に堪能できましたよ。
来年はどんな花火が打ち上げられるのでしょうか。この目で確かめるために、次の夏もまた横浜スパークリングトワイライトに出かけたいものです。

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