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うんちく

横浜スカーフ誕生秘話

1606-07

観光地としても人気の横浜は、おみやげ品がとても豊富。ありすぎて何を買えばいいのか迷うくらいの種類があります。決めかねたときは伝統の一枚、横浜スカーフはいかがでしょうか。
横浜スカーフは、横浜港開港の歴史の中で生まれた地場産業の一つでありおみやげ品です。今回は横浜スカーフの誕生に迫ります。

日本経済を支えた生糸貿易

横浜港の開港以来、日本では生糸の輸出が盛んになりました。生糸の生産は古くから行われてきましたが、横浜港からの輸出が可能になったことで、目覚ましい発展を遂げていきます。
当時の日本には、製糸場が全国各地にありました。生産地によってそれぞれ独自の商標が付けられた生糸は横浜へ運ばれ、貿易の中心となっていきました。弁天通りや本町通りに店を構えていた売込商と呼ばれる日本人貿易商を通じて外国人商人が買い受け、横浜港から世界へと旅立っていったのです。
明治時代を通して横浜から輸出されたもののうち、生糸が占める割合は約70%もあり、生糸や絹製品の輸出業が横浜経済の要だったことは言うまでもなく、昭和35(1960)年ごろまでの日本経済を支えるという大きな役割も果たしました。
また生糸は輸出だけでなく、ハンカチーフをはじめとした絹織物に加工され、国内で流通されるようになりました。横浜スカーフはその代表格といえます。

横浜スカーフの特徴と魅力

横浜スカーフが、日本を代表するブランドになった背景には、スカーフの製造工程の中で、「図案」・「型」・「染め」・「巻き(縫製)」など各工程の精度が非常に優れている点が挙げられます。
特にシルクへのプリント技術は、フランスやイタリアと並び、世界でもトップクラスと称されるほどです。手捺染(てなっせん)と呼ばれる型に染料を流してヘラで色を染み込ませる染め方は、世界的にも有名な伝統職人芸。職人の腕次第で仕上がりが大きく左右されるといわれますが、今日もその技術を守り続けています。
一流の技術をもつ職人が横浜に集まっているからこそ、長く支持され続けるクオリティーの高いスカーフの生産が可能になるのです。
絵柄は、伝統的で飽きのこないクラシカルなものから、流行を取り入れたファッショナブルなもの、横浜をモチーフにしたものなど実に豊富。バラエティー豊かなラインアップも、横浜スカーフの魅力です。

シルクにまつわるスポットを訪ねて

横浜の街には、当時の華やかな時代を偲ぶスポットが残っています。
例えば、横浜第二合同庁舎は、かつて生糸の品質検査を行っていた「横浜生糸検査所」の建物を生かしてつくられています。建物正面には、蚕蛾(かいこが)やクワの葉と実をモチーフにした紋章が刻まれています。赤レンガが使われているところも、横浜らしい建物です。
また、シルクに関する歴史をたどり、知識を深めることができるシルク博物館も見所です。体験学習を通して製法を学んだり、貴重な資料を鑑賞したりと、シルクに関するさまざまな情報が得られます。シルクスカーフだけでなく、シルク製品の購入も可能なので、おみやげ選びも楽しめます。

伝統のスカーフでおしゃれを楽しんで

素敵なシルクスカーフが一枚あるだけで、おしゃれの幅も格段に広がります。自分へのご褒美として横浜の一級品を購入してみるのもいいですし、横浜みやげとして誰かにプレゼントしてもいいでしょう。
横浜赤レンガ倉庫や横浜ランドマークタワーにもスカーフ専門店が入っているので、観光の途中に立ち寄りやすいですよ。

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