世界チャンピオンの本格中国料理店

横浜中華街をもっと知ろう〜中国に関する豆知識〜

文化

横浜、神戸、長崎……日本三大中華街の魅力にせまる!

05

横浜、神戸、長崎の3つの都市にある中華街は、日本の三大中華街といわれています。どの都市も海にも近く、歩いているだけでも気持ちよい立地にあり、人気の観光スポットです。特に横浜中華街は、世界屈指の規模を誇り、地元の人から国内旅行者、最近では海外からの旅行者にも人気が高いスポットでもあります。
今回は、日本の三大中華街の魅力にせまります。

なぜ日本に中華街が誕生したのか?

日本の中華街は、1854年の黒船来航による日米修好通商条約の締結と、日本の開国に深い結びつきがあります。1858年に横浜港・長崎港が、1863年に兵庫港が開港されました。この3つの港町には、西洋人たちのための「外国人居留地」が開発されました。
そして、その時代に西洋人たちと一緒にやってきたのが「華僑」の人たちでした。彼らは巧みな貿易知識を持っており、開国したばかりで貿易の知識のない日本人と西洋人の間に入って働きました。
このような背景によって、3つの港町には巨大な華僑ネットワークができていき、「中華街」として発展していったのです。

地元の人にも大人気!中華街グルメの楽しみ方

中華街は、何回行っても楽しい場所です。日本にいながら中国に旅したような気分になれて、おいしい中華料理の名店がずらり! 観光地だから、値段が高いのでは? と思うかもしれませんが、チープな食べ歩き系のお店もたくさんあります。
一度行ったことがある人も、まだ一度も行ったことがない人も、行くたびに違う顔を見せてくれる中華街。三大中華街のそれぞれの特徴と魅力を紹介しましょう。

横浜中華街

横浜中華街は、日本一大きな中華街というだけでなく、東アジア一、世界屈指の大きさを誇ります。今では500件以上の店舗が、本通りと裏通りに、所狭しと軒を連ねています。中華料理は1件でお腹いっぱいになるし、そんなにたくさん食べられない! という固定観念は捨てましょう。
小籠包、餃子、野菜炒め、ラーメン、チャーハン、焼きそば……、中華料理のメニューはたくさんあって、あれもこれも食べたくなるもの。お気に入りの1軒でコース料理を食べるのも良いですが、歩きながら路上で売っているお惣菜をつまんだり、飲んだ後に〆のラーメンやおかゆを食べたりと、友達や恋人、家族や仲間とワイワイ食べ歩きを楽しむ方法もおすすめです。
1日で満喫しきれなかったら、また来週! そんな横浜中華街ファンもたくさんいます。芸能人御用達のお店もたくさんありますよ! 人によって好みは違うので、いろいろなお店の名物メニューを試してみましょう。

神戸南京町中華街

開国当時の日本は、中国人街のことを「南京町」と呼んでいました。横浜も長崎も「南京町」でしたが、今では神戸だけでこの名称が残っています。神戸南京町中華街の規模は、横浜中華街の4分の1程度と小さいですが、その分気軽に立ち寄りやすく、なじみやすい場所です。
明治時代は関西の台所といわれ、「神戸南京町に行けば食材が何でもある」と多くの人たちが訪れた場所でした。今でも食通をうならせる日本随一のグルメタウンです。地元の関西の人たちも、ランチにディナーに、休日の散歩コースにと、足繁く通っています。
なかでも、関西グルメとしてはすっかりおなじみの「豚まん」という呼び名は、神戸南京町中華街のお店が発祥になっています。1個1個を手作りで、なんと1日に13,000個売れることもあるそうです。
開店当時は、中国の船員たちが故郷の味を求めて集まる憩いの場になるほど、味に定評がありました。

長崎新地中華街

三大中華街のなかでも、もっとも歴史が古い長崎新地中華街。長崎から上海までの距離は約850kmで、これは長崎から東京までの967kmよりも近い距離です。東シナ海を渡れば、そこは中国大陸。それだけに、国内にいながら本場中国の雰囲気満点で、本格的なグルメを楽しむには最適な場所なのです。
長崎名物といえば「ちゃんぽん」が有名ですが、実は、ちゃんぽんは長崎市内の中華料理店がお店のまかないとして作ったことがはじまりだったそう。長崎新地中華街でも、地元ならではのおいしいちゃんぽんが味わえます。また、毎年旧暦の正月にあたる春節時に訪れると、美しいランタンフェスティバルも開催されているのでおすすめです。

横浜、神戸、長崎と、中華街ごとにさまざまな魅力があります。ぜひ観光に訪れて、その街並みやおいしいグルメを楽しんでみてはいかがですか?

参 考

先頭へ戻る