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横浜中華街をもっと知ろう〜中国に関する豆知識〜

文化

横浜関帝廟で関羽様の生誕を祝う

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横浜関帝廟は、横浜中華街を代表する観光スポットです。年間を通してさまざまなお祭りが開催されていますが、旧暦6月24日にあたる今年の7月27日(水)は、関羽様の聖誕日。それに合わせて7月23日から27日までの間、関帝誕が開催されました。

5日間にわたる盛大な祭り

横浜関帝廟に祀られている神様は、関聖帝君(かんせいていくん)。関聖帝君は実在した武将を神格化したもので、関羽(かんう)とも呼ばれています。その関羽様の誕生日である7月27日をメインに5日間の日程で関帝誕が行われました。
今年は関聖帝君が鎮座されて155年という記念の年であったこともあり、いつにも増して盛大に。そんな関帝誕をレポートします。

厄払いで、横浜中華街の安全・安泰を願う

関帝誕のスタートは、牌楼厄払いと店舗厄払いです。
今年は7月23日、横浜中華街にある9つの牌楼の前や、事前に厄払いの申し込みがあった店舗の前で、厄払いを行いながら横浜中華街を回ります。横浜中華街全体を良い気で満たし、安全・安泰を願うのが、この厄払いです。
ちなみにこの厄払いは伝統儀式なので、儀式をとり行えるのは道士と呼ばれる、このために修行を重ねた人だけです。今回は台湾から道士を呼んだそうです。厄払いでは、油と紙が入れられた筒状の缶に火をつけて行われます。その炎に向かって道士が水などを吹きかけて、さらに炎を高く高く上げます。かなりの迫力です!
翌日の24日には、横浜関帝廟で、これも伝統的な厄払いの儀式である七星橋渡りや、厄払い神事が行われました。26日には前夜祭として、横濱中華學院で中国の伝統芸能や獅子舞、龍舞などが披露されるステージが披露されました。暑い夏の日を一層熱く盛り上げるようなイベントが連日のように続きました。

爆竹が鳴り響く巡行パレード

そして関帝誕のフィナーレを飾る巡行パレードが、7月27日の15時を過ぎたあたりから始まりました。巡行パレードは、関羽様のご神体を神輿に乗せ、将軍たちや獅子舞、龍舞、神楽隊などが列をなして練り歩くものです。平日の午後というのに、巡行パレードのスタート地点になった横浜銀行元町支店付近には、人だかりができていました。
元町ショッピングストリートを抜け、厳島神社に立ち寄ってから、さらに進みます。前田橋をわたって朱雀門から横浜中華街へ。横浜媽祖廟に参拝した後に横浜関帝廟に帰りました。その後、夕刻になってからは横浜中華街全域を回るパレードに出て、多くの人を楽しませていましたよ。
元町ショッピングストリートから横浜中華街に巡行パレードが進むと、そこにはさらに多くの人だかりが。カメラを向けると、にっこりと笑顔で応えてくれるので、特に民族衣装に身を包んだ可憐な女性たちが優雅に踊っているときは、シャッター音が止まりません。
とにかくにぎやかな巡行パレード。中国では、新年を迎える際に爆竹を鳴らして、邪気や悪気をはらい、財や福を呼び込むという習慣があります。そのため、関帝廟のようなお祭りの際には必ず爆竹が用意されていて、巡行パレードの際もあちこちで鳴らされていました。爆竹に火をつけると、けたたましい爆発音とともに煙がもうもうと立ち上ります。いくら爆竹が鳴ると思っていても、ついびっくりしてしまうほど。
でもこの爆竹の音を聞くたびに、横浜中華街らしいお祭りだなと実感がわきます。

横浜中華街は祭りの日が一番盛り上がる

お祭りが開催されているときは、横浜中華街の異国情緒がいつも以上に高まります。
中華料理が好きだから横浜中華街にはよく足を運んでいるという人も、そうした特別な雰囲気を楽しむために、関帝誕などお祭りの際に、ぜひ横浜中華街に足を運んでみてください。

参 考

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